第52回 文 若狭昭宏

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1 挨拶
新緑の風持ち換える羊飼い 若狭昭宏
この度、高須賀あねごさんのご勇退によりmhmの会長に就任しました若狭です。広島県立安芸南高校から第6回俳句甲子園に出場、現在は俳句甲子園実行委員会にも所属しています。中四国の俳句活動をより活性化させるために昨年度岡山県から移住してきました。「俳都松山」から俳句の楽しさや新しい試みを多く発信できるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2 俳句対局
巷では「プレバト!!」効果で夏井いつき組長が大人気ですが、松山発の新しい俳句イベントである「俳句対局」も噂になっております。先日は、大阪で7月4日に開催される「俳都松山キャラバン2015in大阪」の打ち合わせがあり、当日の俳句対局参加者も交えて対局経験者との模擬試合を行いました。相手の俳句から「漢字一字」もしくは「一単語」を頂いて詠み合っていく形式に、ついつい言葉を取りすぎたり、推敲しているうちに取り忘れたりしつつ、どんどん作句が進む楽しいひと時を過ごしました。7月12日には東京でも開催され、大阪・東京両会場の優勝者は10月31日(土)松山にて、岸本尚毅先生及び松山の代表者との対局が予定されております。
また、関西では今年3回目となる「俳句Gathering」という大イベントが年末に予定されており、過去のイベントでは俳句甲子園形式の試合や句会ライブ形式の句合せも楽しめました。そのイベントで昨年主催者を務めていたのが三木さんという方で、前回のまる裏俳句甲子園で会場を沸かせた「エルビン三木」といえば記憶に新しいかと思います。その方の提案で、俳句Gatheringの賞品には「まる裏俳句甲子園に出場するための旅費」を用意してはという話になり、折角なのでmhmもそのイベントに何らかの形で協力できるよう準備を進めています。先の話になるかもしれませんが、様々な地方の俳人達と合同企画を立てられるようになると良いですね。

3 俳句甲子園地方大会
6月といえば俳句甲子園の地方大会がスタートしました。mhmのメンバーも多くが現地に向かい、スタッフとして運営に関わっています。二週に分けて行われる地方大会で、一週目が終わった段階でこの原稿を執筆中ですが、個人的に注目していることを。まず東京第一会場では開成高校Aチームが全国の切符を手にしたわけですが、第二会場で開成高校Bチームを破って出てきたのが東京家政学院。強力な指導者がいらっしゃるということで、全国での活躍が楽しみです。他に、中国地区防府会場ですが、一昨年から松山市のOB OG派遣事業で講習を行っており、昨年初めて4チームが集まり地方大会開催に至りました。そこがなんと今年は8チーム。僅か二年で松山東高校のように合同練習会を開くまでに成長しているのです。そして、勝ち上がったのは去年初出場で全国大会進出、惜しくも敗退した山口県立徳山高等学校。双子の姉妹が大人顔負けのディベートをするところも見所です。8月の全国大会が楽しみです。

mhmでは、ひきつづき松山市内外問わず会員および役員を募集中です。原則、毎月最終週の火曜日19時からマルコボ.コムにて会議がおこなわれます。偶数月は懇親会も開催! 興味のある方は事務局(mhm_info@e-mhm.com)またはFacebook(http://www.facebook.com/mhmhaiku)まで。

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